HOSEN GUIDE 2022
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HOSEN COLLEGE OF CHILDHOOD EDUCATION2.あふれる情報と多様化した社会の中で、変化に即した判断ができる3.専門知識や技法を適切に駆使でき、絶えずそれを向上させようと努力することができる■建学の精神、目的「仏教精神を基調とした人間教育によって品格と知性を兼ね備えた人を造る」を建学の精神とし、社会の発展に貢献し得る、教養ある職業人を育成することを目的とする■ディプロマ・ポリシー ─本学が育成をめざす人材─1.人間性豊かで社会性に富み、他者との円滑なコミュニケーションができる1010こども教育宝仙大学 学長 太田誠一 将来の保育者をめざす新入生を迎え、在籍者数は過去最高の水準に達しており、良好な大学運営を続けています。伝統ある「保育の宝仙」ブランドのもと、年々、本学に対する学外からの評価が定着していることを心から嬉しく感じています。そして嬉しさと同時に、保育単科大学として、教育と研究の質向上や実践力ある保育者をしっかりと育てていく思いを、より一層強くしている次第です。 こども教育宝仙大学は、「人間性豊かで社会性に富み、他者との円滑なコミュニケーションができる」「あふれる情報と多様化した社会の中で、変化に即した判断ができる」「専門知識や技法を適切に駆使でき、絶えずそれを向上させようと努力することができる」とするディプロマ・ポリシーに沿って、建学の精神が掲げる人間教育を推進しています。そして、今日のように常に変化をともなう社会状況においても、柔軟に対応できる学生を育て、人生100年時代の「エンプロイアビリティ(employ+ability/雇用される力、就職できる力)」を併せ持つ保育者を養成する大学である、と自負しています。18歳成人化も踏まえ、1、2年次において成人としての基礎力を身につけながら、保育実習、教育実習、キャリア教育、社会人としての基礎力向上教育等に臨む態勢を整えています。 こうした本学が取り組む教育の成果は、幼稚園教員就職率全国第一位、保育士就職率全国第三位で、首都圏ではともに4年連続第一位であるという輝かしい就職実績に表れています。さらに今年度は、大学内に実習・キャリアサポートセンターが新たに設置され、実習と就職の両面から保育現場と大学の接続が強化されます。 秋学期には、いよいよ「オーストラリア保育留学制度」がスタートします。留学1期生となる3年生の希望者には、多文化が共生する環境に身を置きながら、現代の保育者に求められるグローバルな視野をしっかりと身につけてきてもらいたいと思っています。また「こども教育 HOSEN WAY Ⅱ」プロジェクトのもと、教育活動を支えるさまざまな環境整備も着実に進みました。大学図書館における「絵本サロン」の新設をはじめ、3号館前に設置された弘法大師像によって仏教精神の息づく校風もさらに定着することでしょう。 これからも変わらずに「学生ファースト」と学園内の部門間連携を大切にし、“100年ブランド「保育の宝仙」へのチャレンジ”を継続させながら、存在感あふれる保育単科大学をつくり上げていきたいと思います。存在感あふれる保育単科大学をつくり上げる宝仙学園の教育部門こども教育宝仙大学

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