HOSEN GUIDE 2022
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HOSEN GAKUEN ELEMENTARY SCHOOL豊かな情操と高い学力を育てるる子3.よく考え 最後までやりぬく子4.体をきたえ きびきびと行動する子■教育理念■教育目標1.心やさしく 豊かな情操をもつ子2.進んで学び 高い学力を身につけ161616宝仙学園小学校 校長 西島 勇 宝仙寺の桜、そして3年生の教室の窓に広がる桜。小学校から見渡す春の景色は、輝きに満ち、心が晴れやかになったことを鮮明に覚えています。そうした桜の開花した今春、日髙前校長の後任として、今年度より宝仙学園小学校の新校長に就任いたしました。伝統ある宝仙小の教育理念をしっかりと受け継ぎ、より一層発展させていく所存でおります。どうぞ宜しくお願いいたします。 本校は、今年度開校70周年を迎え、さらに「豊かな情操」を育むさまざまな教育活動を行うとともに、独自の教育計画にもとづく基礎・基本を重視した「高い学力」を身につける授業を展開しています。また小学校としてはいち早く、アドミッションポリシー、カリキュラムポリシー、ディプロマポリシーを定め、カリキュラムの構築を進めてきました。卒業時までに修得したい能力であるディプロマポリシーで示すように、子どもたちには、先ずは「自ら学ぶ人に」、そして「仲間と共に学ぶ人に」、さらには、「学びを未来につなげる人に」なってほしいと願っています。 こうした教育の骨格に加え、本校では学びを支える柱として、「仏教精神」と「ICTの活用」の2つを位置づけています。宝仙学園は、仏教精神を基調とした建学の精神を掲げる学園です。仏教は教わるものではなく、自然と身につくものであることを、学園の創立者も語られています。「道徳」の授業においては勿論のこと、私たち教員一同も、日常の生活指導や教育につなげる原点として、仏教精神を学び続けていきたいと思います。 そしてこれまでと同様に、ICT教育機器の活用を進め、宝仙小の教育を展開していきます。ルールやモラルなどの学びも低学年から行い、ICT教育そのものが日常的なものとして、一段と浸透することを期待しています。 本校では昨年度より、「学習者中心の学び」をテーマとした授業研究に取り組んできました。教師主体の授業ではなく、子どもたちが中心となる授業を推進し、「インプット」「アウトプット」「フィードバック」という学びのサイクルをつくりながら授業を展開していくものです。学校生活の主役は、子どもたち自身です。一人ひとりの子どもが活き活きと学ぶ姿にこそ、宝仙小らしい教育の成果が現れている証しです。子どもたちが、「いかなる時代も自ら学び他者と共に考え、行動できる人に」育つよう、教育のポリシーを深化させ、仏教精神がしっかりと根付く小学校をめざしていきたいと思います。宝仙学園の教育部門いかなる時代も、自ら学び他者と共に考え、行動できる人に宝仙学園小学校

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