HOSEN GUIDE 2022
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4学校法人 宝仙学園 理事長 冨 田 道 生新型コロナウイルス感染防止と教育環境の維持 新種に変異をしつつ、今もなお、世界全体に猛威をふるい続ける新型コロナウイルス感染症の拡大は、私たちの日常生活を脅かしている非常に大きな問題です。一日も早く感染が終息し、安心できる本来の学園生活が戻ってくることを心より願ってやみません。学園の子どもたちや保護者の皆様、教職員をはじめ、学園関係者の皆様におかれましては、くれぐれも健康、体調管理には充分に留意をされますことをお願い申し上げます。 宝仙学園は、こうしたコロナ禍の状況においても、感染防止策を徹底した対面授業を実施するとともに、ICT教育機器を活かしたオンラインによるリモート授業やハイブリッド授業を行いながら、質の高い教育環境を維持しています。また学園内においては、クラスターを一度も発生させることなく、安全に教育活動を展開することができております。このことは、各部門とも、学生や生徒、児童、園児、そして、一人ひとりの教育を支える教職員と保護者の皆様方全員が、感染防止への意識をしっかりと保つことができている証しです。今後も新型コロナウイルス感染症対策に努めていくことは勿論のことですが、学園の各部門の学校行事が徐々に再開されることを心より待ち望んでいます。創立100周年に向かう学園の教育 こうした環境のもと、募集活動においても各部門は工夫を凝らし、宝仙学園全体の収容定員数は5年連続して充足しており、安定した良好な学園運営を進めることができています。これもひとえに、子どもたちと保護者の方々、そして学園の教職員の三者の信頼関係が築けているからであると感謝をしている次第です。このことは、宝仙学園の学園章の三角形のかたちに込められた「支えあう三つの力」への願いとその実践が、揺るぎなく持続できていることに他なりません。今後もさらに、学園章の意義を未来へとつなげていければと願っています。コロナ禍においても、学園の教育を進める2022年の宝仙学園

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