1010HOSEN COLLEGE OF CHILDHOOD EDUCATION2.あふれる情報と多様化した社会の中で、変化に即した判断ができる3.専門知識や技法を適切に駆使でき、絶えずそれを向上させようと努力することができる■建学の精神、目的「仏教精神を基調とした人間教育によって品格と知性を兼ね備えた人を造る」を建学の精神とし、社会の発展に貢献し得る、教養ある職業人を育成することを目的とする■ディプロマ・ポリシー ─本学が育成をめざす人材─1.人間性豊かで社会性に富み、他者との円滑なコミュニケーションができるこども教育宝仙大学 学長 太田誠一 こども教育宝仙大学は、今春も、将来の保育を豊かに築いていく多くの入学生を迎えました。学生の皆さんには、「保育の宝仙」という伝統ある教育環境において、充実した大学生活を送り、しっかりと保育の実践力を身につけてほしいと思っています。 さて、国は、昨年度発足させたこども家庭庁を中心に、「こどもまんなか社会」の取り組みを進めています。本学の学生が志望する保育者という職業は、子どもたちの成長を支援していく重要な担い手であり、非常に大きな期待が寄せられています。こうした中、本学は来年度入学生より、3年次から3コース制で学ぶ新カリキュラムを導入し、学生一人ひとりに適した保育の学びを発展させ、より一層魅力ある大学へと前進します。 新カリキュラムは、「保育コース」「保育留学コース」「こども心理コース」からなる3コースの開設により、従来の「幼稚園教諭一種免許状」と「保育士資格」に加え、「児童厚生二級指導員資格」「Certificate Ⅲ(オーストラリア保育者資格)」「准学校心理士資格」が、それぞれのコースで取得できるようになります。幼稚園教諭就職率と保育士就職率がともに全国第一位という、保育者養成の高い就職実績(『2025大学ランキング』AERA MOOK 進学・朝日新聞出版より)を誇る本学の教育は、これまで以上に、多様化する今日の保育環境に対して確実な対応を加速させていくことでしょう。そして、社会人としての基礎力を養う教育にも力を注ぎながら、「エンプロイアビリティ(employ+ability/就職する力、雇用される力)」を育てる大学として、AI時代においてもさらに社会に貢献していきたいと思います。 本学は建学の精神のもと、「人間性豊かで社会性に富み、他者との円滑なコミュニケーションができる」「あふれる情報と多様化した社会の中で、変化に即した判断ができる」「専門知識や技法を適切に駆使でき、絶えずそれを向上させようと努力することができる」とするディプロマ・ポリシーを掲げ、教育を実践しています。さらに、今年度刷新した「こども教育HOSEN WAY Ⅲ」の21のプロジェクトにより、さまざまな活動の充実をはかり、大学改革と内部質保証を強化してまいります。 こども教育宝仙大学は、本年度の「富山県南砺市利賀村との教育交流50周年」、来年度の「大学開学90周年」と、数々の歴史的な節目を迎えます。今後も変わることなく「学生ファースト」の徹底に努め、“100年ブランド「保育の宝仙」へのチャレンジ”を重ねつつ、さらなる存在感あふれる保育単科大学をつくり上げていく所存です。学生、そして卒業生の皆さんには、本学で学び得たことに自信をもって、社会で活躍されることを願っています。存在感あふれる保育単科大学をつくり上げる宝仙学園の教育部門こども教育宝仙大学
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