161616HOSEN GAKUEN ELEMENTARY SCHOOL子豊かな情操と高い学力を育てる自ら学び チャレンジと共創から未来を紡ぐ■教育目標1.心やさしく 豊かな情操をもつ子2.進んで学び 高い学力を身につける子3.よく考え 最後までやりぬく子4.体をきたえ きびきびと行動する宝仙学園小学校 校長 西島 勇 宝仙学園小学校は、本年開校72年目を迎え、80周年に向けて新たなスタートをしているところです。関係者の皆様方には、いつもご支援をいただき心より感謝を申し上げます。 昨年度は、コロナ対応の制限もはずれ、できることは可能な限り実施していくことを目標に、さまざまな工夫を行いながら、教育活動に取組んでまいりました。子どもたちの笑顔も絶えることなく、勉強や学校行事にも全力で頑張っている姿に、本当に心強く感じました。今年度も、「子どもたちが主人公となる」教育活動を充実させ、子どもたちの成長を、より一層支えていきたいと思っています。 本校は、建学の精神「品格と知性」を支えとし、「心優しく豊かな情操」と「自ら学ぶ意欲を持った高い学力」を育む教育を進めています。そして、独自のアドミッションポリシー、カリキュラムポリシー、ディプロマポリシーを定め、教育の方針をより明確なものにしています。卒業までに修得したい能力であるディプロマポリシーでも示すように、子どもたちには「自ら学ぶ人」に、そして「仲間と共に学ぶ人」に、さらには、「学びを未来につなげる人」になってほしいと願っています。 加えてもう一つの教育の柱として、本校では、仏教の精神にふれ、豊な心を育てることを実践しています。「道徳」の授業においては勿論のこと、教員一同が学園の建学の精神とそのベースとなる仏教の精神を、日々の教育活動の原点としています。 また今年度、教育方針を「自ら学び チャレンジと共創から未来をつむぐ」としました。これからの社会において、自ら学び「挑戦」すること、「共創」では、多様な立場の人たちと対話をしながら、新しい価値を「共」に「創り」上げていくことこそが、未来につながる学びとして大切であると考えています。 教育活動の土台は、日々の研究活動にあると捉え、今年度も「みつける、きめる、つむぐ、自他の意志を尊重する子どもたちの育成」をテーマとした授業研究に取組んでいます。この研究は、子どもが自分の意志をもてる授業について検討をしていくものです。「学習者である子どもたちが学びを深める」学習活動を展開することで、子どもたちが仲間の思いに共感でき、お互いの心がつながるような授業づくりを進めたいと考えています。 子どもたちの生き生きと学ぶ姿の中に、宝仙小らしい教育成果が現れていると確信しています。子どもたちが、「自ら学び チャレンジと共創から未来をつむぐ」のもと、今後も教育の質を高めながら、仏教精神がしっかりと根づく小学校をめざしていきたいと思います。■教育理念■教育方針宝仙学園の教育部門自ら学び チャレンジと共創から未来をつむぐ宝仙学園小学校
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