宝仙季報 No.160
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3年ぶりに実施された体育祭、林間学校。Hosen News 保育コースでは、学校独自の設定科目としてⅠ年生からⅢ年生までの全学年で、「こども学」という授業を展開。各学期に数回、こども教育宝仙大学の先生方に授業を担当していただいています。そして、今年度は初めての試みとして、高大接続をさらに進めるべく「大学ゼミナール体験」を実施しました。  8月26日、夏期講習の一環として、Ⅰ年生からⅢ年生までが11のグループに分かれ、大学校舎内で様々なテーマに取り組みました。90分という限られた時間ではありますが、少人数で「大学の学び」を体験する貴重な機会となりました。終了後は高校に戻り、お互いのゼミの内容を(体育祭実行委員長 3年B組11番 笠松諒太) まず、林間学校の準備中は、先生方が中心になりつつも、委員の意見も可能な限り取り入れてくださいました。おかげで、キャンプファイヤーが雨で中止になっても、室内で楽しい時間を過ごすことができました。また、林間学校中は、やってはいけないこと、注意すべきことなどを事前に確認し、後は極力生徒たちの部屋には入らず、見守ってくださいました。 これらのことから、先生方は僕たち生徒のことを信頼してくださっていると思いました。 (林間学校実行委員長 1年D組17番 髙橋孝尚)発表し合いました。  今回、大学の先生方に担当していただいた授業のテーマは以下の通りです。 「赤ちゃんのかわいさの秘密」 「構成的エンカウンターグループ体験(心理学)」 「食の多様性と理解」 「リスクマネージメント」「こどもと音楽~「歌」を中心に」「「造形」と「遊び」のつながり」「母子一緒に身体を動かすメリットとは?」「幼児の学びの世界を見てみよう」「構成あそび~積み木・ブロック等の体験を通してその意  味を考える~」「こども・おばけ・かみさま(民話にみる日本人のこども観)」「権利を護り、自己決定を支える支援」 生徒たちは子どもや保育をめぐる様々な問題・テーマについて物事の見方を深め、視野を広げられたと思います。このような機会を用意してくださった先生方に、感(保育コース主任 江上桂介)謝します。 普段とは違う学びがあります少人数で貴重な学びを経験しますソーラン節リハーサル利根川ラフティングへ出発11宝仙学園中学校共学部宝仙学園高等学校女子部盛り上がった体育祭 今年の中学体育祭は、武蔵の森体育館で無事に終えることができました。コロナの影響で3年間体育祭ができていなかったので、全学年初の体育祭を経験しました。当日には分からないことが多い中、体育祭委員はみんなの誘導、種目の審判、種目の準備など体育祭がスムーズに進むように頑張っていました。  参加した生徒は、会場に着いたときから盛り上がっていて、種目では授業で練習したことを活かし、全力取り組んでいました。「楽しかった」という声が多く、委員としてうれしかったです。 来年は今年の反省点を活かし、より良い体育祭を作り上げてほしいです。 宝仙の素晴らしい先生方  僕が林間学校の準備を通して感じたことは、宝仙の先生方は生徒との距離感の掴み方がうまいということです。貴重な経験となる「大学ゼミナール体験」。

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