宝仙季報 No.160
13/16

9月 1 日 (木) 始業式(小・中・高) 6月 7 日 (火) 両祖大師降誕会(大) 7月 7 日 (木) 七夕まつり(幼)8 日 (金) 御魂祭り(中・高) 11 日 (月) みたままつり(小) 15 日 (金) みたままつり(幼) 16 日 (土) 終業式(小) 19 日 (火) 終業の日・終業式(幼・中・高)5月 10 日 (火) 体育祭(高)28 日 (土) 体育祭(高女) 公志朗(こども教育宝仙大学教授)■建学の精神を訪ねて「長谷寺仏教研修」に参加をして ㈠長谷寺は奈良県桜井市に位置し、朱鳥元年(六八六年)、道明上人が天武天皇のために「銅板法華説相図」を初瀬山西の岡に安置なされ、また後の神亀四年(七二七年)に道徳上人がご本尊十一面観世音菩薩を東の岡にお祀りになられ開山した御寺です。宝仙学園では、真言宗豊山派の総本山である長谷寺において、教職員を対象とした「長谷寺仏教研修」を行っています。学園の教育の基礎となる仏教精神を学ぶことを目的に、平成初期より実施されてきた研修は、平成二八年にあらためて再開され、今年度は再開後四回目となります。本コラムでは、八月二四日〜二六日に行われた「長谷寺仏教研修」について、その様子の一端をお伝えしていきたいと思います。学園理事・冨田道興先生を団長とし二〇名の教職員が参加した今回の研修では、第十一世管長であられた学園創立者・冨田純大僧正のお墓   —捧 をお参りし、般若心経の写経や密教瞑想である観法の体験、朝勤行や火の用心への参加などを行い、長谷寺という霊地の中で静かな気持ちで仏教に向き合う時間をもちました。参加者の皆それぞれが、研修の様々な場面において、慈悲にあふれる長谷寺という空間に心を動かされたと思います。研修初日の長谷寺到着後、本坊において行った写経は、自らがそうした静謐な環境に身を置いたことを実感する最初の時間でした。 写経とは、経典を丁寧に書写していく非常に奥深い修行です。行為としては文字を書くことと捉えてしまいがちですが、写経において一字一字を写していくことは、仏様を一体ずつ造っていくことと同じ貴い行いであると教わりました。創立者の 純大僧正が尊敬されていた興教大師も、「もし私の言うことが虚言ならば、自ら修して知れ」と示され、写経行の功徳を説かれたとのことです。写経より学んだ一つひとつを積み上げていくことの大切さは、本堂へと向かう長谷寺の三九九段の登廊にも重なる思いがしました。5 日 (火) 入学式(中・高)6 日 (水) 始業式(幼・小・中・高)8 日 (金) 降誕会(花まつり)(全部門)10 日 (日) 入園式・入学式(幼・小)8 日 (水) 体育祭(中)14 日 (火) 両祖大師降誕会(小)15 日 (水) 両祖大師降誕会(幼)16 日 (木) 両祖大師降誕会(中・高)29 日 (水) 創立者忌日法要(全体)5 日 (月) 始業の日(幼)23 日 (金) スポーツDAY(幼)22 日 (土)・23日(日) 宝仙祭(全体) 大講堂での「長谷寺仏教研修」開所式本坊で行った写経13■Hosen Schedule4月 2 日 (土) 入学式(大) 10月 1 日 (土) 運動会(小) 12月 3 日 (土) もちつき(幼)17 日 (土) 終業式(小) 19 日 (月) 終業の日(幼) 22 日 (木) 終業式(中・高)

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る