宝仙季報 No.160
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宝仙学園高等学校女子部 Ⅲ年A組 岩崎心音宝仙学園高等学校女子部 Ⅰ年A組 渡邉ひかり宝仙学園小学校 6年松組 清水悠羽宝仙学園高等学校女子部 Ⅱ年A組 薩田実希宝仙学園高等学校女子部 教諭 近浦紗樹宝仙学園小学校 4年竹組 大島有紗 私が所属しているダンス部では、私が1年生のときに始まった日本テレビの「ひとつになろう!ダンスONEプロジェクト」という高校生ダンス部応援企画に、連続参加しています。今年も応募する映像作品を制作するにあたって、さまざまなアイデアを出し合ったり、撮影する場所にこだわったりするなど、私たちダンス部の良さを全面に出せるようにしました。 高校入学後、コロナ禍で大会が中止になったり、大会参加ができなくなったりするなど、悔しいこともありました。しかしこの企画に参加したことで、多くの人にダンス部の魅力が届き、思い出に残る経験ができたと思います。 今年の宝仙祭で、私はⅠ年A組のミュージカルの監督を務めました。新型コロナウイルスの影響で、久しぶりのミュージカルの舞台発表。先生方の期待に応えられるか不安でしたが、クラスで協力し、何とかここまで進められました。 辛かったり悔しかったり、大変なこともありました。脚本を書き、役者を決め、練習内容を考え、演出を伝える。私1人では到底不可能でした。友達や先生、たくさんの人に支えてもらい、感謝しています! この期間を通してたくさん学べたし、成長できたと思います。「友情」や「愛情」を描いた物語を、このクラスで作ることができて本当によかったです! 私が低学年の時の応援団長は女子の先輩だった。感動し、かっこいいと思った。今、応援団長になって痛感した事がある。それは、あの時の先輩までの道のりは、決して楽ではないということ。毎朝の練習は、遅れるわけにはいかない。それに、人前で大きな声を出すのは得意ではないし、長く声を張ることは特に難しいのだ。でも、みんなで一生懸命練習していくうちに、少しだけ先輩に近づけた気がしている。 本番はもうすぐだ。私も下級生に「応援団長になりたい!」と思ってもらえるように、力一杯最高の応援をするつもりだ。宝仙小に届くように。みんなに届くように。フレーフレー宝仙小! 私は今年、保育に関する様々な体験をしました。1学期の宝仙学園幼稚園実習では、1日「先生」として過ごし、園児たちに手遊びを披露しました。北海道研修旅行では、かもめ保育園でリズムダンスや食育、北海道の自然を生かした外遊びを学び、都会の保育園との違いを感じました。また、夏休みには東京都主催の「保育の仕事職場体験」に参加しました。2日間、2・3歳児と関わることで、幼稚園とは違った保育の現場を体験しました。 実習から、先生としての心構えや保育の仕事について深く学び、保育士は子どもと共に成長できる、素敵な仕事だと改めて思いました。 今年、教員5年目にして初めて担任を持つことになり、私の気持ちは桃色になりました。しかし私が教室に入ると、生徒たちは怪訝な顔。クラスの第一印象は紫色でした。初めのうちはうまくいかないことが多く、気持ちが青色になりました。 しかし、体育祭は情熱と勝利の赤色、北海道の修学旅行は広い大地と新鮮な体験に緑色、保育園実習では園児たちと一生懸命に遊ぶ生徒たちに黄色。様々な初めてを経験しました。そして生徒たちと濃密な1学期を過ごし、クラスの印象は元気溌剌、楽しい橙色になりました。 毎日コロコロ変わる、虹色の日々を楽しんでいきたいと思います。 私は3つ上の兄と同じ学校に入りたくて、勉強をがんばりました。宝仙に入ってよかったことは、まず制服が可愛いことです。女の子の夏服は澄んだ青い空のセーラーと真っ白の雲のスカーフです。冬服はシックな紺のセーラーに赤のスカーフです。制服を着ると、ちょっぴり賢くなれた気がします。 それからいろんな子がいることです。けん玉が上手い子、百人一首が得意な子、絵が上手い子、運動が得意な子、勉強が得意な子、いろんな子の居場所があることです。 給食がおいしいこともすてきなことのうちの一つです。栄養士さんが一生懸命考えてくれたご飯をみんなで食べます。宝仙は楽しいことがたくさんあります。8「ダンスONEプロジェクト」に 参加して宝仙学園でしかできなかった経験 最高の応援を 幼稚園・保育園実習を体験して 様々な経験を、 色で表現してみると…宝仙の楽しみ

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