宝仙季報 No.160
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■宝仙ボイス宝仙学園小学校 教諭山本雄登宝仙学園幼稚園 教諭染谷優奈宝仙学園幼稚園 保護者田島義之宝仙学園小学校 教諭遠藤昌子宝仙学園幼稚園 保護者 田島基之本部事務局経理課 藤森悠一 私も子どもの頃にお寺の幼稚園に通っていました。園訓は「清く 正しく 慈悲深く」でした。園児だった当時、意味はそこまで理解できなかったものの、毎日教えていただいたことは、確かに記憶に残り、大人になった今でも大切にしている精神です。 宝仙学園小学校では、毎朝「十の戒」を皆で唱えます。小学校生活での習慣が、子どもたちが自ら善を選んで行動する姿につながることを願っています。そして、私も子どもといっしょに合掌する時間を通して、右手と左手に子どもたちを包む「優しさ」と子どもたちを守る「強さ」を持ち、よき指導者となれるよう歩んでまいりたいと思います。 幼稚園に勤務して6年目。初めての年長組担任にドキドキしながらも「遊びの中の学び」を大切に子どもたちと毎日楽しく過ごしています。年少組からいっしょに過ごしてきた子どもたちが年長組になり、小さな子のお世話や自分たちで生活する成長した姿を目にし、とてもうれしい気持ちです。 そんな子どもたちも、来年の3月15日には幼稚園から巣立っていきます。私にとって初めての卒園生となります。きっと生涯忘れられない日となることでしょう。その日まで一日一日を大事に過ごし、子どもたち一人ひとりが自信を持って小学校へと大きく羽ばたいていけるようにしていくことが、今の私の目標です。 81歳…私の年です。私は、現在の宝仙学園幼稚園の前身「感応幼稚園」に入園、いっしょに通園していた近隣の友だちたちは離散してしまい、哀愁を感じるばかりであります。その後、3人の息子が入園、その息子たちも50歳の峠にさしかかっています。そして、3人の孫が入園、現在2人はすでに卒園しましたが、末っ子は年中組にお世話になっています。天真爛漫であるがゆえに、先生方にご迷惑をお掛けして困らせているのではなかろうかと案じていますが、優しい保育と愛情あふれる触れ合いで楽しい幼少期を謳歌しているようです。ありがとうございます。これからも先生方のご活躍を応援いたします。 「人懐っこい素直な子どもたちが多いなぁ。」入職前理科の授業を拝見した際、宝仙の子どもたちに対して思ったことです。初対面の私に、きらきらした目で話しかけに来てくれました。この子どもたちと授業がしたいと強く思いました。そして今、可愛らしい子どもたちと日々充実した毎日を過ごさせていただいています。 入職してからは、タブレットが文房具化していることに驚きました。宝仙の授業ではICTが欠かせません。どのように授業内で取り入れ、何を子どもたちに思考させていくかが常に問われます。“宝仙だからこそ学べる授業”を意識し、日々精進していきたいです。 父は「感応幼稚園」に、私と子どもたちは宝仙学園幼稚園にと、三代にわたってお世話になっております。私が幼稚園に通っていたのは45年ほども前のことですが、アニメの主題歌を歌いながら友だちとブランコに乗ったことや、宝仙祭では砂場で福袋釣りをしたことなどを断片的に覚えています。記憶に残っているかどうかは別にしても、幼少期の体験というのは大変貴重なものだと思います。 宝仙学園幼稚園は、園児の個性を尊重しつつ先進的なカリキュラムを導入することで、保護者の期待に応え続けているのだと実感しております。これからも進化し続ける宝仙学園幼稚園に期待します。 ご縁あり、宝仙学園に勤め、2022年9月で10年が経ちます。9年ちょっと中高事務室でお世話になり、今年の6月より本部事務局経理課へ異動してきました。10年もおりますが、経理課1年生。宝仙学園へ通う子どもたちと同じく、毎日が勉強の日々です。 そんな私ですが、常に意識していることがあります。それは、変化を受け入れ、行動(挑戦)し続けること。成功で得られるものは報酬、失敗で得られるものは学びです。失敗を恐れて行動しなければ、成長はありません。目まぐるしく変化する時代の中では、停滞は衰退です。最速で行動し、最速で失敗し、学びを積み重ね、日々成長していきたいと思います。9建学の精神のもとで 自信を持って小学校へ羽ばたいてほしい孫たちに囲まれ活力を賄う日々 宝仙の子どもたちと宝仙らしさ これからも期待しています! 変化を受け入れ、 行動(挑戦)し続ける

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