宝仙季報 No.162
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10ヨセミテ国立公園グラウンドで球技を楽しみました 2023年6月5日、6日の2日間、1年生を半分ずつに分け、愛川グラウンドにて健康スポーツ実技の授業を実施しました。大学から往復観光バスで移動ということで、遠足気分で現地に向かいました。梅雨の時期で天候が心配されましたが、前日から雨もやみ、グラウンドコンディションの良い状態で、思い切り体を動かすことができました。 学生から愛川実行委員を募り、4月から毎週月曜昼休みにミーティングを実施し、種目やルール、運営方法について検討しました。ドッジボール、キックベースに加え、高校時代のほとんどがコロナ禍であった影響もあったのか、「体育祭で実施するような借り物競争、リレーをぜひやりたい」という声があり、これら4種目をゼミ対抗で実施することにしました。どの競技も楽しんでおりましたが、特にリレーは、各ゼミ4名の代表者が選手となり、トラックを1周ずつ走るという形式でしたので、始まる前から各ゼミ気合いが入り、それぞれ必死の 6月のカリフォルニアは日本と比べると涼しいという特徴があります。空港を出てすぐにそれを実感しました。それは、飛行機で眠れなかった私にとってはありがたいことでした。 人生で初の国外旅行となった今回の研修旅行は、ヨセミテ国立公園でのトレッキング、スタンフォード大学訪問、サンフランシスコ市内研修を主軸とした1週間。長いように思いましたが、実際はそんなことはありませんでした。最終日、1週間は短い、まだカリフォルニアにいたいという友人がたくさんいました。4日目にして唇の乾燥が限界を迎えていたことを考慮すると、私としてはちょうど良かったと感じます。 とても充実していましたが、失敗や反省が何一つないというわけでもありません。ただ、この場で私の残念エピソードを紹介するのは気が引けるので、遠慮しておこうと思います。反省点は次に活かします。 「旅行には必ず新しい発見があり、人の生き方や考え方に変化を与えてくれる」と多くの人が語っています。応援で大変盛り上がりました。 いつもは4号館の421教室で、制限がたくさんある中実技を行なっていますが、広い愛川グラウンドでは、ボールを思う存分投げたり、蹴ったり、全力で走ったりすることができ、学生たちも大満足でした。 午後には近くの牧場にバスで移動し、遅めの昼ご飯を食べました。都会とは違う自然の風景もまた格別で、ソフトクリームを食べたり、動物にえさやりをするなど、思い思いに牧場を満喫しておりました。研修旅行では、着眼点の異なる友人と共に行動する機会が増えるので、それに伴って旅の発見の数も増えると思います。こういった点喫煙禁止の場所に灰皿が…で、学生時代でしか味わえないこの旅は、自分自身にとって大きな価値があると感じます。 たくさんの方の協力のおかげで、今回の旅行を友人との思い出、新しい発見が詰まった素晴らしい時間にすることができました。ありがとうございました。(塩野谷祐子准教授)(5年G組 尾上 諒)Hosen Newsこども教育宝仙大学宝仙学園高等学校共学部愛川グラウンドで健康スポーツ実技。牧場の自然も満喫。カリフォルニアでの研修旅行。発見が詰まった素晴らしい時間でした。

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