宝仙季報 No.162
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9月 1 日 (金) 始業式(小・中・高)6月 8 日 (木) 両大師祭(大) 7月 7 日 (金) 七夕まつり(幼)8 日 (土) 御魂祭り(中・高) 10 日 (月) みたままつり(幼) 11 日 (火) みたままつり(小) 15 日 (土) 終業式(小) 18 日 (火) 終業の日・終業式(幼・中・高)5月 12 日 (金) 体育祭(高)27 日 (土) 体育祭(高女) ■建学の精神を訪ねて弘法大師とのつながりへの感謝公志朗(こども教育宝仙大学教授)宝仙学園は、真言宗豊山派明王山宝仙寺第五十世住職であられた冨田業の一環として教育事業を掲げ、設立された歴史をもっています。創立者はその思いを、昭和二年(一九二七年)に発行の『中野高等女学校設立要旨』において、「教育活動を選びたる理由」として伝えています。そしてこの中で、弘法大師が設立した綜芸種智院を理想として教育事業を構想されたことを述べています。綜芸種智院は、天長五年(八二八年)に京都左京九条において創設され、庶民に開かれた平安初期の私立学校です。当時の大学や国立学校(国学)は、儒教を中心とした教育が行われ、また厳しい身分制純大僧正が、宝仙寺公共事度の中で一般の民衆への門戸は狭い状況でした。こうした状況に対し、弘法大師は仏教も取り入れた総合的な学びへの願いを、学校の設立に込められたのです。教育への熱意とともに、その意思を社会の中で実現されることを標榜した創立者の思いは、弘法大師の偉業と合致するものと確信されたのだと思います。 また『中野高等女学校設立要旨』には、次のような創立者の思いも記されています。「然るに来たる昭和九年が、我が弘法大師の一千一百年御遠忌に当たるのです。此の御遠忌に報恩事業の一つとして、我が弘法大師の芳躅を継ぎて教育事業を企てたのです。即ち昭和九年までに、中野高等女学校を完成し、外に保姆科と社会婦科をも設置し、出来得るならば、図書館も観るに足るような設備にしたい念願なのです。」 昭和九年(一九三四年)は、仏教保育協会において、保姆養成所開設の意向とともに、現在のこども教育宝仙大学の前身である仏教協会保姆養成所が、学園内に設立されることが決定された年でもあります。こうした重層な歴史を紐解くとき、創立者の教育事業への弛まぬ実行の上に、現在の私たちの学園生活が築かれていることを実感します。このことは同時に、学園の創立と弘法大師とのつながりへの感謝をも意味するものでしょう。大学3号館前に設置されている弘法大師像1313135 日 (水) 入学式(中・高)6 日 (木) 始業式(幼・小・中・高)7 日 (金) 入学式(小)8 日 (土) 降誕会(花まつり)(全部門)10 日 (月) 入園式(幼)13 日 (火) 弘法・興教両大師降誕会(小)14 日 (水) 体育祭(中)15 日 (木) 両大師祭(幼)16 日 (金) 両祖大師降誕会(中・高)29 日 (木) 創立者忌日法要(全体) 4 日 (月) 始業の日(幼)23 日 (土) スポーツDAY(幼)21 日 (土)・22日(日) 宝仙祭(全体)19 日 (火) 終業の日・終業式(幼・小)20 日 (水) 終業式(中・高)   —捧  ■Hosen■Hosen Schedule Schedule4月 2 日 (日) 入学式(大) 10月 4 日 (水) 運動会(小) 12月 2 日 (土) もちつき(幼)

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