6こども教育宝仙大学 准教授西脇二葉こども教育宝仙大学 4年三原七菜宝仙学園高等学校共学部 教諭青木優樹こども教育宝仙大学 入学センター井上英史こども教育宝仙大学 2年本田皆思郎宝仙学園高等学校共学部 5年G組伊藤瑠唯 「子育てはとても厄介で面倒!」というのが、乳児の子育てに明け暮れていた当時の私の実感です。平和な今の時代でこう思うのだから、戦時下では、どうやって普通の人たちは子育てしていたんだろう?これが今につながる私の研究テーマ「戦時下の子育て」の出発点です。 洗濯したものは、空襲警報と同時に室内にしまう。食料だけでなく、針、糸、布も配給となり、一切の自由な買い物はできないという厳しい現実が次々と見えてきて、「子育てなんて到底無理!」とゾッとしました。平和は忘れてはならない歴史の上にあります。このことの意味を、皆さんとともに深めていきたいです。 教育実習という学生生活の中での大きな壁を乗り越えた現在、改めて保育者の魅力に気付き、自分の将来について考えることができました。実習を通して、保育者の動きや子どもたちへの声掛け・対応方法を知ることができ、具体的な関わり方を学べました。 また、教育実習を通して自分自身も成長し、大きな自信となりました。実習での経験や学校で学んだ知識を生かして接することにより、子どもたちが心を素直に開いてくれたり、私を「先生」と慕ってくれるようになりました。子どもたちとの関わりや実習で学んだことが自分の力となって、理想の保育士像へ一歩踏み出せたと思います。 私がこの学校で驚いたことは、生徒たちの主体性の高さでした。イベントや部活だけでなく、朝礼や終礼での連絡伝達など、私が高校のときにはやらなかったようなことを生徒たちは日常的に行っています。 担当している「教科『理数インター』・探究」でも、生徒たちは主体的に活動し、様々なコンテンツを通して、自ら学ぼうとする意欲や新たな価値観・思考を得ています。 これらから養われる主体性は、将来生きていく上においてとても大事なスキルです。生徒たちが「チャレンジしてみよう」という意欲を持ち、その成長を伸ばしていけるように、生徒とともに私自身も研鑽して参りたいと思います。「おもしろきこともなき世をおもしろく」 入職して15年目、中高事務室→本部総務課→大学に所属し、順調な日もそうでない日もこの言葉で乗り切っています。言葉は、幕末の志士、高杉晋作辞世の句の上の句です。下の句は高杉臨終の際、連れ添った彼女が加えたとか。「すみなすものは心なりけり」 僭越ながら、私は下の句を以下に詠み替えたいと思います。「人を造るは 宝仙学園」 今も幕末のような混沌とした時代、今日という日は二度と来ません。だからこそ一日一日を後悔なく、楽しく過ごしたいと思っています。面白い世の中に変えていきましょう! これまでの大学生活では、保育の勉強だけでなく、様々な活動にも積極的に参加しました。学友会の2年代表として、大学生活アンケートや宝仙祭を企画することに挑戦しました。また、球技サークルのサークル長として、仲間と一緒に楽しくスポーツをすることや、チームワークやリーダーシップを学ぶことができました。 これからの大学生活では、さらに多くのことに挑戦したいと思っています。特に、オーストラリア保育留学に行き、海外での保育や異文化理解について学びたいです。また、自分自身も成長し続けることができるように、自己反省や振り返りを大切にしたいです。 研修旅行の際に、最も必要なものは何でしょう?もちろん、パスポートやお金など、必要なものはたくさんあります。しかし、最も必要なものは、ほんの少しの知識と勇気です。知識といっても、挨拶くらいで、後は話しかける勇気、ジェスチャーでもいいから伝える勇気です。困ったことがあれば海外の人でも助けてくれるし、意図を分かろうとしてくれます。けれど、それはこちらから一歩を踏み出さないと始まりません。 もったいないのは、不安から話しかけることを諦めること。皆さんが海外に行く時は、そんな「不安」は持ち物の欄から消して、「少しの知識と勇気」を書き加えて欲しいと思います。きっと他のどんな持ち物よりも役に立ちます。過去から未来を考えましょう 理想の保育士像への一歩を踏み出せた主体性を養う機会 面白い世の中に変えていきましょう 多くのことに挑戦したい 最も必要なものとは? Hosen Voice
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