宝仙季報 No.162
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8宝仙学園高等学校女子部 Ⅲ年A組薩田実希宝仙学園高等学校女子部 Ⅱ年A組津田千陽莉宝仙学園小学校 教諭小野寿賀乃宝仙学園高等学校女子部 Ⅲ年A組 金川 優宝仙学園高等学校女子部 Ⅰ年A組櫛田美月宝仙学園小学校 事務池内さつき 私はダンス部に所属しています。入部したきっかけは中学生時代のダンス部での経験です。先輩が全国大会で金賞を勝ち取った姿に憧れを抱き、高校生の今も大会で賞を勝ち取るため練習に励んでいます。 今年は三年生にとって、最後の夏です。この二年間、先輩の姿を追って進んできた私たちも、この夏は先頭に立ち、後輩をひっぱっていく存在です。 また、ダンス部の仲間と踊れるのには期限があります。高校生最後の夏を後悔なく終われるよう、チームのみんなで気持ちを一つにして、優勝したいです。そして、中学生の時の私に夢をくれた先輩のように、誰かの憧れの姿になりたいです。 私は今年度、生徒会長を任されました。今までは、代表として人前に立ったり、リーダーになってみんなをまとめたりといった経験がありませんでした。 会長になってから、女子部を代表して全校の前に立つことが増えました。そのような機会が多いため自然と緊張もなくなり、人前に立って話すことが好きになれました。この役職になり、これまでの自分では考えられないほど、大きな成長をすることができました。 この経験は、将来にも活かすことができると思うので、さらに自分自身を成長させられるよう頑張りたいです。 新しい学校への期待と不安を胸に、宝仙学園小学校の門をくぐってから早数ヶ月。初めましての私にも明るく人懐っこく話しかけてくれる子どもたちのおかげで、いつしかドキドキよりもワクワクの方が大きくなりました。 授業では、持ち前の明るく伸びやかな歌声を響かせ、楽器を扱うときには積極的に教え合う子どもたち。音楽を通して、自分らしく表現する楽しさや、友だちとつながる楽しさを味わえたらと思います。子どもたちにとって、充実感や達成感を得られる活動ができるよう、精進していきたいです。 私は今年度、体育祭実行委員長と「赤団」の団長を務めました。高校生活最後の体育祭ということもあり、不安と楽しみが入り交じっていました。毎日、昼休みに集まって話し合ったり、家に帰っても応援合戦の内容を考えたり、正直言って辛い時期もありました。しかし、みんなで作戦を考えたり、それを実践して勝てたときなど、楽しいと思える時の方がたくさんありました。 結果として、赤団はブロック優勝することはできませんでしたが、応援賞や学年優勝を勝ち取ることができました。最後の体育祭で学んだ、チームをまとめるために準備することや、勝つために努力することをこれからに活かしていきたいです。 今年度、私は代議委員というみんなを引っ張る立場になりました。最初はとても不安でしたが、3ヶ月でここまで成長できたのは、クラス全員の支えがあったからだと思います。私のクラスはとにかく元気で、短い期間でとても仲が深まりました。 また、行事にも積極的で、5月の体育祭では全員で創り上げたダンス作品の練習を通じて、団結が深まりました。来年は競技でもっと勝てるようにしていきたいです。 一学期を通して、まわりをしっかり見て何事も冷静に判断することの大切さを学ぶことができました。これからも自分自身、たくさん成長できるように日々努力していきます。 毎年、宝仙祭前夜、校内中に飾られた作品の数々をゆっくり鑑賞するのが楽しみです。一人一人の思いや自由な発想が尊重され、できばえに左右されず、のびのび表現していると感じます。中でもユニークなのが、鑑賞に留まらず、みんなが触って楽しめる工夫をした作品が満載な点です。まさに、宝仙小の教育を体現している一コマです。  小学校職員室の事務員として15年。この間、教育を取り巻く環境も様々に変化しましたが、常に、先生方自身が主体的協同的に学び続け、研鑽を重ねる姿を見るにつけ、私も微力ながら一助となるよう務めたいと思う毎日です。最後の夏 生徒会長を経験して 心と心をつなげて 体育祭実行委員長を経験して 代議委員になって 小学校職員室在籍事務員として

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