宝仙季報 No.162
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9■宝仙ボイス宝仙学園小学校 4年松組 佐野辰羽宝仙学園幼稚園 教諭髙橋紫野宝仙学園小学校 2年松組 鈴木花梨宝仙学園幼稚園 教諭 大和田美穂本部事務局総務課 小杉典子 ぼくは初めて田植えをしました。実際に田んぼに入るのには勇気が必要でした。泥がぬるぬるする感じに慣れるまで時間がかかりました。田んぼの中を移動するのはとても大変でした。苗は一つ一つがとても細く、これが成長して太い稲になるのは農家さんの苦労があるからだと思いました。そして稲を植えるとき、やわらかい泥の中に植えられるか心配でしたが、意外と簡単に植えられました。 ぼくは、田んぼのほんの一部分を植えただけですごく疲れてしまいました。だから、これの何倍もの田植えをやっている農家さんはすごいと思いました。今回田植えを体験したことで、農家の仕事の大変さがよくわかりました。 今年度、満3歳児「空組」の担任をしています。幼稚園では一番小さいクラスになり、3歳の誕生日を迎える月に入園をする子どもたちのクラスです。4月に数名、5月にも数名と毎月入園してくる子どもがおり、3学期には35名になります。 初めて集団生活を経験する子どもが多く、入園当初は母子分離や排泄、食事等の生活面を個々に合わせ、丁寧に指導を行い、家庭と協力しながら親子共に安心して園生活が始められるように心掛けています。集団生活の影響もあり、ぐんぐん成長が見られる年齢で、日々保護者と成長を喜びあっています。宝仙学園幼稚園 預かり保育(しいのみキッズ)担当鈴木幸子 今年度より預かり保育の担当となり、日々様々な年齢の子どもたちと楽しく過ごしています。 最近は共働きのご家庭が多く、預かり保育の利用者も増えてきています。預かり保育では、今までの担任業務で学んだ経験を活かし、子どもが長い時間を園で過ごすにあたり、心身に負担がかからないよう、リラックスして過ごせるような雰囲気や環境作りを大切に保育にあたっています。また、保護者とも信頼関係を築けるように、丁寧な対応を心がけています。 今年度より夏休み・冬休み期間も預かりを実施。保護者のニーズに合わせて活用しやすい園作りに貢献できるよう努力していきます。 私が宝仙に入学して一番熱中したのは、けん玉です。六年生に教えてもらい、やればやるほど上達するので、休み時間や家でも延々と練習をしました。「もしかめ」を何分も続けると、家族も友人もビックリするのがうれしいです。 年末には、全校けん玉大会があります。一発勝負なので緊張しましたが、自信があったので、集中できました。今までこんなに熱心に練習をしたのは初めてだったので、けん玉に出会えて本当によかったです。でも、私より上手な友だちはたくさんいるので、負けるものか!と思います。今年もけん玉の練習を頑張ります! 宝仙学園幼稚園に勤めて20年以上が経ちます。産休、育休をとりながら、こんなに長く勤めさせていただけていることに感謝しております。 私が常に大切にしていることは「子どもの心を動かす保育!」です。子どもたちは、日々様々な発見をしながら過ごしています。子どもたちの気づきに目を向け、結果にとらわれず、過程を大切にしながら、ワクワク、ドキドキをたくさん経験できるよう過ごしています。子どもたちの心が動いた時のキラキラした目の輝き!それは、どんな宝石にも勝る物はありません。これからも「子どもの心を動かす保育」を心掛け、努力していきたいと思います。 中高の事務職員として9年、4年前からは本部事務局総務課にて勤務をしています。「どんな仕事をしているの?」と思われるかもしれませんが、仕事内容は学園で働く教職員に関することが多く、人事、労務、給与、補助金や調査対応まで多岐にわたっています。元々総務の知識があったわけではないので、4年たった今でも毎日勉強で、自ら新しい情報を取りに行かないと、ついていけない仕事だと感じています。 生徒の皆さんと接する機会が減ったのは寂しいですが、少しでも教職員が満足して働けるような環境づくりを心がけ、生徒の皆さんにとっても良い学園になるよう、陰ながら支えていきたいと思います。田植え 満3歳児 初めての園生活 保護者のニーズに合わせた保育 けん玉大会 子どもの心を動かす保育! 陰ながら支えていきたい

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