宝仙季報 No.163
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■宝仙ボイス宝仙学園小学校 5年松組 孕石希美宝仙学園幼稚園 教諭山口浩代宝仙学園幼稚園 保護者天野 浩宝仙学園小学校 3年竹組 柴田有惟本部事務局総務課 佐藤裕志 今年は4年ぶりに5年生のゲームコーナーが復活しました。私は輪投げチームに入りました。ずっとやりたいと願っていたゲームでした。宝仙祭当日、ゲームが終わった後、笑顔になったり、「ありがとう」と言ってくれたりする子がいて、とてもうれしくなりました。 ゲームコーナーを通して学んだことは、笑顔で話すこと、声の大きさを考えること、チケットを丁寧に受け取ることなど、相手の気持ちを考えて接するということです。緊張したけれど、とても楽しかったです。来年は6年生です。この経験をいかして、たくさんの仕事を頑張りたいと思います。 宝仙学園幼稚園に勤務し、30年目になります。様々なご縁や学びをいただき、感謝しながら過ごしています。 現在は年長組の担任として、卒園前の子どもたちと日々を大切に過ごしています。小学生になる子どもたちを思い、若い頃はあれもこれも育てたいと、必死に関わっていました。でも今は、「自己肯定感」と「自信」を大切にしています。 自信がもてると、一歩踏み出す勇気になります。優しくされた子は相手にも優しくできます。そのために、一人ひとりの良い所をクラスの中で認め合うようにしています。自信や思いやりのある、素敵な小学生になってほしいと願っています。 私は43年前に宝仙学園幼稚園を卒園しました。私の兄弟二人も宝仙学園幼稚園でしたので、娘も同じ幼稚園に通うことができ、大変うれしく思っています。 卒園後は宝仙小学校に入学しました。宝仙学園での9年間の教育を生かし、早稲田大学へ進学し、現在は税理士として支部の副支部長をさせていただいています。 今でも私は、当時お世話になった上園先生のことを想い出します。同じように娘も何十年経っても宝仙学園幼稚園での生活を想い出し、宝仙学園の教育を忘れず、実践できるようになって欲しいと願っています。 私は運動会を通して「あきらめない」ことの大切さを学びました。チャレンジしている時間が長くなればなるほど、思うようにいかなくて「もうやめてしまいたいなあ」と思うことがあるかもしれません。しかし、あきらめて失敗するよりも、頑張って続けて失敗した時の方が、きっと前よりも上手になっているはずです。 失敗の中で少しずつ力がついて、いつか成功できる日が来るはずだと信じて、運動会練習に取り組みました。運動会のハリケーンではこのことを意識して、最後まで練習を続けたら勝つことができました。「あきらめたらそこで終わり」です。宝仙学園幼稚園 保護者・母の会幹事長 畔上英子 宝仙学園幼稚園「母の会」の幹事長を務めさせていただいています。保護者の皆様の協力的な姿勢や、企画を進行する際のアイデアの発想力の豊かさ、行動力に助けられながら日々活動しています。何よりも、子どもたちの笑顔が、幹事活動の原動力になっています。 幼稚園では、子どもたちと思いっきり遊んで心を躍らせ、時に一人ひとりに向き合い、心を寄せて関わっておられる先生方の姿を度々見かけます。親としては感謝の気持ちでいっぱいですし、そこから学ぶこともたくさんあります。限られた幼稚園生活を、子どもも親も、しっかり楽しんで過ごしていきたいと思います。 昨年度(2022年度)から現場業務を離れ、法人業務を担う本部事務局総務課に勤務しています。学園内では、これまで短大、大学設置総合推進室、大学、幼小部門を渡り歩いてまいりました。現在の法人本部での勤務は、学園を下支えする責任ある業務がとても多いことに改めて気づかされました。 一般的な職場と異なり、学生をはじめ、園児、児童、生徒の皆さんから日々多くのパワーをいただける学校という職場で仕事をさせていただいていることに、とても感謝をしています。 これからも「日々是好日」精進して参りたいと思っています。皆様とともに健やかな学園の成長に微力ながら貢献できればと思っています。94年ぶりのゲームコーナー もうすぐ卒園する子どもたちへ 学園での教育を生かしてほしい 運動会 みんなに伝えたいこと 親子で楽しい思い出を! 一瞬一瞬を積み重ねる日々

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